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ペンフォールズ・ビン 707 カベルネ 赤 2010年

ID: 6280014
¥65,428.37
在庫切れ


概要
1844年、イギリスから移住してきた医師クリストファー・ローソン・ペンフォールズ氏がサウスオーストラリア州マギルで、患者向けの酒精強化ワイン造りを開始したのが、ペンフォールズの始まりです。1950年代に、消費者の嗜好の変化を反映してスティルワインにフォーカスしたワイン造りに転向。当時のチーフ・ワインメーカー、マックス・シューバート氏を中心に「グランジ」を生み出し、ペンフォールズの名が世界に知れ渡ることとなりました。グランジが生まれたのは、マックス・シューバート氏が、フランスのボルドーを訪問したことがきっかけでした。彼はシャトー・ラフィットやシャトー・マルゴーといった一流シャトーを訪れ、そこで40~50年物という稀少なオールドヴィンテージを試飲する貴重な機会に恵まれました。彼はその長命なボルドーワインに感銘を受け、この体験がグランジのその後のスタイルを決定付け、さらにはオーストラリアワインの歴史を変えるきっかけとなったのです。翌年の1951年にはグランジの前身となる、「グランジ・ハーミテージ」をリリース。偉大なるワイン、グランジの歴史が始まりました。しかしリリース当初のグランジはオーストラリアのワイン評論家から酷評され、一時は生産中止という事態にまでなりました。長期の熟成を前提に造られたグランジの良さは当時の人々には理解されなかったのです。しかしシューバート氏はグランジのポテンシャルを信じ、オーナーに隠れて密かにワインを造り続けました。数年後、熟成したグランジを飲んだペンフォールズのオーナー達は、その素晴らしい味わいに考えを改め、生産の再開を指示します。そのワインは評判を呼び、今日の名声を獲得することになったのです。こうして酒精強化ワインが主流であったオーストラリアワイン業界に、ボルドーのグラン・ヴァンのような本格的なワインを持ちこんだペンフォールズは、グランジの哲学を応用した優れたワインを次々とリリース。60年以上にわたりオーストラリアワインの最高峰であり、その他ワインを牽引する存在としてその頂点に君臨し続けています。
Characteristics
2010
生産年

2010

赤ワイン
タイプ

赤ワイン

Penfolds
醸造元

Penfolds

75cl
サイズ

75cl

14.5
アルコール度

14.5

12-18ºC
注く温度

12-18ºC