概要
トロタノワは1953年以降、ペトリュスの「ジャン・ピエール・ムエックス社」の所有となっていますが、このシャトーは人目にはつきにくく、ささやかなブドウ畑は、粘土と砂礫(されき)の土壌で、ポムロールの教会とカテュソー村の間、ペトリュスの西1km に位置しています。このワインは毎年、66%の新樽が使われることを除いてはペトリュスとまったく同じ方法で醸造され取り扱われているのです。ボルドー全体のヴィンテージが貧弱なときでも、良好な、時には絢爛たるワインを産するという素晴らしい実績を持っているシャトーです。最近のヴィンテージはどれも非常によくなっており、「1995年などはセンセーショナルな出来栄えだ。」などと評価されています。このシャトー・トロタノワは、世界中のワイン通に高い評価を得ていますが、ペトリュスの半額以上の値段で売られることはほとんどなくとてもお買い得シャトーでもあるのです。