バルカ・ヴェーリャ 赤 1983年
ID: 6060060
¥134,369.64
概要
バルカ・ヴェーリャはドウロ産の赤ワイン。その希少性から「ポルトガルのペトリュス」の異名を持つ幻のワインとして知られています。
このワインはドウロ河上流のドウロ・スペリオール地区にあるキンタ・ド・ヴァレ・ド・ミアオンの葡萄からフェルナンド・ニコラウ・アルメイダ氏が1953を初ヴィンテージに秀逸なヴィンテージのみ造り始められました。
1950年にボルドーに出かけたニコラウ・デ・アルメイダ氏はそこでゆっくりとワインを醸し、優しく成分を抽出する方法を学び、帰国後さっそくミアオンでそれを試すことにしました。
ドウロ地方において、ポートワインでなく、品質の高いテーブルワイン自体が珍しかった当時、非常に秀逸な年だけに、長い熟成を経てから出荷するスペシャルなワイン。コンセプトそのものがユニークで話題となりました。
フェッレイラは1987年にポルトガル最大手のワイン・メーカーであるソグラペ・グループの傘下となり、バルカ・ヴェーリャの造り手も変わりました。そしてソグラペ・グループの生産技術部長を努めるソアレス・フランコ氏の手になるバルカ・ヴェーリャの新ヴィンテージ1991が発売されました。
バルカ・ヴェーリャは1991以前に生産された最後のヴィンテージは、この1985で、6年のブランクがあることになります。この間、バルカ・ヴェーリャとなるべき品質がワインに見いだされなかったというのが理由とのこと。